みずいろの気分

興味あることを書いていきたいと思います。

かくりよの宿飯。1話のあらすじと感想。

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著者 友麻碧

イラスト Laruha

小説

出版社 KADOKAWA

レーベル 富士見L文庫

 

あらすじ

 

亡き祖父譲りのあやかしを見る力を持っていた女子大生、津場木葵は、突然、あやかしの棲まう隠り世の老舗宿「天神屋」へと攫われてしまう。戸惑う葵は、祖父の残した膨大な借金と、そのカタとして鬼神の大旦那に嫁入りをしなければならない約束が交わされていたことを知る。納得がいかない葵は婚姻をはねのけ、起死回生の策として、天神屋で働いて借金を返済するとあやかし達に宣言するのだが…。 

 

登場人物

 

◉津場木葵

    声優 東山奈央

本作の主人公。あやかしを見る能力を持つ大学2年の女子。

◉大旦那

    声優 小西克幸

 

隠り世にある老舗宿「天神屋」の大旦那を務める鬼神。

 

◉お涼

声優 加隈亜依

 

「天神屋」の若女将である雪女。

 

◉銀次

声優 土岐隼一

 

「天神屋」の若旦那を務める九尾の狐。

 

◉春日

声優 中恵光城

 

「天神屋」の仲居で化け狸。

 

◉津場木史郎

声優 井上和彦

 

葵の祖父。あやかしが見える力を持つ。

 

◉松葉

声優 大塚明夫

 

天狗。西の地、朱門山で天狗たちを束ねる八葉の一人。

 

1話 あやかしお宿に嫁入りします。

 

亡くなった祖父譲りのあやかしを見る力があった葵は、いつものように野良あやかしに餌付けをしながら大学へと向かっていた。

だが途中の鳥居の前で見たことのないあやかしと出会い、かくりよの老舗宿「天神屋」へと連れ攫われてしまう。そこで葵は、祖父の借金のカタに鬼神の大旦那の嫁になる約束が交わされていたことを告げられるのであった…。

 

あやかしが見えるということが私にはない力だけど、まわりにはそういう人が何人かいるのでわからない話ではない。

隠り世の世界は好きな話なので始めから受け入れ体制で見れました。

 

悪いあやかしもいれば害のないあやかし、良いあやかしもいるみたい。

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あざとくて、可愛い。

 

このフレーズが耳に残りました。

 

こんなあやかしなら見えたいし、ペットにしたい。

 

葵は幼少期にあやかしが見えるせいで、母から疎まれ捨てられた。施設に預けられていたが、祖父が引き取り育ててくれた。

 

これも物語の設定にはありそうかな。

でも実際にもあったりしてね。

 

祖父から料理を覚えなければいけないよと言われ育てられたが先日、祖父は亡くなった。

 

あやかしが見えるんだったらおじいちゃんにも逢えるんじゃ…と思ったので、後半に出てくるかな?

 

大学に行く道の鳥居の前で見たことのない、あやかしと出会う。鬼の仮面をつけたあやかしは、腹が減ったと言う。葵は人間を食べられても困るからと自分の弁当をくれてやる。

 

このあやかしがお相手か。

なかなかのイケメン。

 

 

大学の帰り鳥居の所に弁当箱が置いてあるのに気づく。さっきのあやかしの礼の簪と手ぬぐいに包まれた弁当箱。

 

簪が綺麗。センスがあるなぁ。

 

悪いあやかしではなかったんだと思い、触ると勝手に手ぬぐいが解け、隠り世に連れ攫われてしまう。

 

油断した…。

 

油断しないと物語は進まないですよね😅

 

あやかしは「ようこそ。隠り世へ。僕の花嫁。」と葵に言う。

 

魔法使いの嫁と似ているよね…。

私好みだから良し👍

 

目がさめるとあやかし達がいる。

 

大旦那と呼ばれるあやかしが葵を嫁にするつもりらしいが、宿の従業員達は反対している。

ここは隠り世の「天神屋」だよ。と大旦那が言う。

葵は祖父の遺品にあった写真に写っていた場所だと気づく。

大旦那は鬼神であり、祖父の友だった。

祖父が昔「天神屋」で豪遊し借金をこさえた。返せなければ孫娘である葵を嫁に差し出すと約束をしていたらしい。

 

これもありそうなパターンだけど良し👌

 

葵は、皆が反対するのに、なぜ私を花嫁にしたいのか大旦那に問う。

大旦那は、

霊力の高い人間の娘と言うのは食うと、とてもうまいんだ。美味いがゆえに愛おしく、愛おしいがゆえに食えない。なので憎らしく思うし、尚のこと食いたくなる。でも食えない。この葛藤が極上の快楽となるのだそうだ。

 

これも耳に残ったフレーズだ。上流家庭の人達が思いそうな感じ。

 

借金は1億円…

 

どんなけ豪遊してるねん!使ってみたいわ(笑)

 

葵は嫁になることを拒み、働いて返すと言う。

 

これもありそうなパターンだけど、私ならとりあえず嫁になるわな。お金に困りそうじゃないし、鬼だけどイケメンだし♫

契約されてるわけだから、嫌そうな顔しながら嫁になるわな♪(´ε` )

 

大旦那は、客室にも泊まれないし僕の庇護は受けれない。誰かに取って食われても文句は言えないってことだ。

 

もったいないƪ(˘⌣˘)ʃ

 

「天神屋」で働くことを決めるが、人間を雇ってくれる場所などなく途方にくれる。

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そこに、銀次がいなり寿司を持って来てくれて、葵はそれを食べて寝る。

 

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あやかしから食べ物をもらうのは2度目だわ。

 

 

とても心優しいあやかしだったと葵は銀次に言う。

そうでしたか…。

 

銀次は何か言えない事がありそうだ。

 

次の日、仕事を探していたら矢印が現れる。ついていくと離れにたどり着く。そこには銀次がおり、この場所は何をやってもうまくいかないので、取り壊されるんだと言う。残りの食材などを片付けているところらしい。

葵は昨日のお礼に残りの食材で何か作らせて欲しいとお願いする。

銀次はオムライスという物を食べてみたいと言う。

 

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材料にケチャップがなかったが、醤油味のオムライスを作ってあげる。

 

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美味しそう。飯が題材だけにクオリティー高い!

 

銀次はそれを食べて、とても美味しいと言い、葵にここで食事処をしないかと提案する。

 

1話を見ての感想。

恋愛シュミレーションゲームみたいだ。

私はこの手が好きなので問題なく見れました。

イケメンが他にも出てきそうだし、楽しみかな。ただ、結ばれるのは大旦那だろうけど。